博物館について

平成30年度
  国庫補助金 重要文化財美術工芸品久米通賢関係資料修理事業概要

 

●【事業目的】

久米通賢(1780~1841)は、江戸時代後期に自らの科学知識を活かしたさまざまな活動により高松藩に貢献した人物です。1061点にもなる久米通賢関係資料は、通賢の事績を知るうえで最もまとまった資料群であり、19世紀前半における科学知識の受容と活用の実態を示す資料群として、科学技術史研究上において価値が高いとの評価を受け、平成26年3月に重要文化財に指定されました。 これら資料群のうち経年の変化が大きなものについて、文化庁の指導のもと適切な状況にもどすための保存修理事業に平成27年度から取り組んでいます。

●【全体の事業期間】

平成27年4月から31年3月までの4ヵ年

●【事業体制】

文化庁、香川県教育委員会、坂出市教育委員会の補助を得て、公益財団法人鎌田共済会が実施しています。

●【本年度総事業費および補助金額、収入先明細】

・総事業費(30年度)    6,455,310 円
・収入先明細(予定)

      国庫補助額    3,873,000 円
      香川県補助額   860,000 円
      坂出市補助額   860,000 円
      事業者負担額   862,310 円

●【本年度修理内容の概要】

・地球儀など器物類9点について、X線透過撮影などを用いた状況調査をふまえ、クリーニングはじめ金属部分には樹脂塗布による防錆処理、部分的な補強や木部の修復作業のほか資料ごとの実測図作成などを、公益財団法人元興寺文化財研究所において実施しています。

●【修理イメージ】

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●本事業は、文化庁美術工芸品重要文化財修理事業国庫補助金の交付を受けて実施されています。

Supported by the Agency for Cultural Affairs.Government of Japan in the fiscal 2018

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