博物館について

館の概要

大正7年(1918)に創立された鎌田共済会は同11年(1922)に図書館、同14年(1925)に郷土博物館、昭和2年(1927)に社会教育館を設立するなど、様々な社会事業を行っていました。現在、当館では戦前に活動していた調査部収集資料や坂出塩田を築いた久米通賢関係資料などの資料約6万点を収蔵し、展示しています。
現在の博物館はもともと図書館であった建物を改装したもので、平成10年(1998)に国の登録有形文化財となっています。
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鎌田共済会郷土博物館沿革

大正 7年(1918)3月 鎌田共済会創立
11年(1922)9月 図書館開館
14年(1925)5月 郷土博物館開館
昭和 12年(1937)7月 図書館陶分館を新築開館
14年(1939)11月 飯山農業学校に飯山文庫を開設
平成 4年(1992)1月 郷土博物館がJR予讃線高架工事のため解体され、立退き。旧図書館1階に博物館を移転し展示開館
10年(1998)12月 博物館(旧図書館)の建物が国の登録有形文化財に
11年~13年1月 旧図書館を博物館として改装
23年(2011)4月 公益財団法人となる
26年(2014)8月 「久米通賢関係資料」が国の重要文化財(歴史資料)に指定

当館建物について

郷土博物館(旧図書館)は、坂出の実業家鎌田勝太郎(1864年~1942年)が1918年(大正7年)に育英奨学と社会教育を目的に設立した財団法人鎌田共済会の図書館として、1922年(大正11年)に、香川県の技師富士精一監修の下、竹中工務店の設計施工で建設されました。
地上3階建ての鉄筋コンクリート造の建物です。外壁はモルタル塗の掻き落し仕上げと思われ、半円形の窓や石造風の壁面、2階上部の波を打ったようなコーニスに施された半円形の装飾に特徴があり、初期の本格的鉄筋コンクリート造図書館建築としても貴重な建物です。
1992年(平成4年)1月、JR予讃線高架事業や都市整備計画に伴い図書館南に位置していた郷土博物館が取り壊されたため、収蔵資料を図書館に移し、同年4月、新たに郷土博物館として開館しました。
1998年(平成10年)香川の近代をものがたる貴重な遺構として国の有形文化財に登録されました。
その翌年から早川正夫建築設計事務所の監修により、建物の保存修理工事が行われ、2001年(平成13年)4月に 完成しました。

館内には至る所に大正時代を思わせる貴重な物が当たり前のようにあり、博物館を訪れる人を大正の世界へと誘ってくれるでしょう。
古い良き時代を感じながら、展示品と一緒にごゆっくりご覧ください。